くら寿司の「いか軟骨唐揚げ」がまたメニューからなくなっていて悲しい。店舗によるとは思うけど。代わりにかなり高い「軟骨の唐揚げ」みたいなやつが入っていた。炙りチーズサーモンは相変わらずおいしい。
先日から悩んでいた「ライブ申し込むか否か問題」は、意外な形で決着を迎えた。すなわち、受付時間を寝過ごしたのである。
起きて確認したら、すでに売り切れていた。椎名林檎ライブ「林檎博」とヨルシカライブ「前世」には既に参加が決まっているので、TOMOOさんのにまで参加しようなんておこがましい、ということなのかもしれない。
中日ドラゴンズの守備陣を伝えるアナウンスを聞いていたら、ショートが「フランツ」に聞こえた。カフカが守っているのかと思ったら、実際は「村松」だった。
カープ、中日に負け越してしまった。巨人も横浜に敗れて、ゲーム差は1.0のまま変わらず。火曜日からの直接対決が本当に勝負だと思う。去年の終盤には、甲子園の阪神3連戦で3タテを食らったことで大勢を決してしまった。今年こそ頑張ってほしい!
小川洋子『いつも彼らはどこかに』(新潮文庫)を読んだ。動物が出てくる短編を集めた作品だが、動物が主人公というわけではない。彼らはひっそりと存在していて、穏やかに、しかし確かに人間の心を映し出している。
個人的に好きだったのは「愛犬ベネディクト」と「竜の子幼稚園」。現実とファンタジーの世界が緩やかに混じっていく様子が大好き。
「断食蝸牛」の描写は、虫的なやつが超苦手な私にはかなりきつかった。しかし私にとってとても重要な作品というか、少し頑張ってでも読み返すべきものである気がする。
「チーター準備中」も良かった。しかし私自身は、こういった作品を十全に味わうのに適した性別ではないように思う。同じ小川作品の「妊娠カレンダー」を読んだときにも思ったし、椎名林檎さんの楽曲を聴いても同じことを感じるときがある。
この本、最初の3作品を読んだのは、実は高校生のときである。午前中のほとんどを使って健康診断を行う日があり、その間の長い待ち時間に読んでいた。なんとなく読み進めないままになっていたが、少しだけ大きくなった今、続きを読むことができて良かったと思う。紙一枚を挟んであの頃と思考が繋がっている気もして、なんだか感慨深くもなった。
読みかけ状態の本をガンガン読み進めていくモードに入っている。次は水木大海『最後のページをめくるまで』(双葉文庫)の2話目以降を読んでいく予定。
せっかくなので、いま読みかけ状態にある本を列挙してみる。多いので出版社名は割愛させていただく。
水木大海『最後のページをめくるまで』、平野啓一郎『小説の読み方』、北村良子『もっとよくわかる思考実験』、熊野純彦『西洋哲学史 古代から中世へ』、駒井稔『編集者の読書論』、若松英輔『読み終わらない本』、小西マサテル『名探偵のままでいて』、井上荒野『小説家の一日』、フェルディナント・フォン・シーラッハ『珈琲と煙草』、細間宏通『いだてん噺』、ポール・オースター『ナショナル・ストーリー・プロジェクト Ⅰ』、バリー・ユアグロー『一人の男が飛行機から飛び降りる』、星新一『あれこれ好奇心』『きまぐれ博物誌』『きまぐれ学問所』『凶夢など30』。順番は適当。
どの本も読む気がないわけではなく、興味はあるのに、なぜか読んでいないものばかり。勢いに乗って楽しく読み進めたい。
薬局でお菓子とジュースを買って帰った。レジで後ろに並んでいた3,4歳くらいの男の子が、母親に対して「カップ麺は夜ごはんにならへん」と言っていた。関西弁であることも含めて、なんかカッコよかった。ちなみに私は、カップ麺を夜ごはんにするときがある。
会計後、彼はレシートをちゃんともらったか母親に確認していた。たぶん未就学児だと思うのだけど、なにかと大人だ。