日記:20240909

 小川洋子さんが登壇されるシンポジウムの観覧に申し込んだ! めっちゃ嬉しい。これの存在をポストしてくれていたTwitterの人、本当にありがとう。

 

 小川洋子さんの新刊も10月に出るらしい! めっちゃ嬉しい。小川ファンになって数年だが、思えばこれまでは書店で見つけた既刊を買い集めていただけで、新刊情報を追ってはいなかった。好きな作家の新刊を買うために発売日に書店へ行くという行為を、するぞ~!

 


 

 小川洋子『物語の役割』(ちくまプリマー新書)を読んだ。昨日の日記で読むと言っていた本とは違うし、たくさん列挙した読みかけの本ですらない。先日買ったばかりのまったく新しいやつ。

 

 明日までにやるべきことの参考になりそうだったので読んでみることにしたら、夢中で一気読みしてしまった。午前3時ごろに読み始めて、4時過ぎには読み終わった。途中で寝落ちすることも想定していたけど、しなかった。

 

 途中まで感想を書いたけどまとまらなかったので、また今度にする。

 


 

 日中はとんでもない時間の過ごし方をしてしまった。カイロソフトから出ているゲーム『まんが一本道〆』のiOS版をやり続けていたのである。Switchでドラえもんのやつとかも出て話題になっている今、まさかの『まんが一本道〆』。かつて無料キャンペーンか何かでダウンロードしており、なんとなく始めてみた格好。

 

 ゲーム内時間では3年目で、団子社での2度目の連載を終えたところ。現状は原稿料と取材費がほぼイコールで、毎週カツカツで連載を続けている。アシスタントの給料も上がってきたし。もう少し続けたら余裕が出てくるのだろうか。

 

 やらなければいけないことがたくさんあるのに、ほぼ一日を潰してしまった。でもまだどこかで、なんとかなるのではないか、と思ってもいる。本当に己の限界を感じていたら、こんな日記を書く気力もないと思う。

 


 

 新潮文庫から出ている星新一の短編集のひとつに『凶夢など30』という作品がある。これは「凶夢など30」というタイトルの短編が収録されているわけではなく、「凶夢」をはじめとする全30本の短編が入っている、という意味である。

 

 同じ新潮文庫でも、他の作品は表題作のタイトルそのままのネーミングである。『ボッコちゃんなど50』みたいにはなっていない。まあ「凶夢」の字数が短いからなんとなくバランスをとったのだろうとは思うけれど、数ある新潮文庫の星作品の中でこれだけがこうなっていることに、なんとなく面白さを感じる。

 

 もし「凶夢など30」というタイトルのショートショートがあったら、その作品はめちゃくちゃ面白いと思う。

 


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